サービス関連情報 【注意喚起】各社ブラウザのTLS1.0/1.1無効化実施について

2020年310

お客様各位

平素よりアルファメールをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

2020年3月より実施される予定の各社ブラウザのTLS1.0/1.1無効化におけるアルファメールの対応状況についてご案内いたします(アルファメール2への影響はございません)。

アルファメールで公開中のホームページ閲覧やWebメールのご利用に関する重要な内容となりますので、下記内容をご確認いただますよう、お願い申し上げます。

今後ともアルファメールをご愛顧いただけますようお願い申し上げます。

ご案内の背景

大手4社のブラウザ(InternetExplorer, Edge, Safari, Firefox, Chrome)において、脆弱性が指摘されている「TLS1.0/1.1」の利用を2020年に無効化する計画が発表されております。

各社の発表による各ブラウザの対応時期は、以下のとおりです(2020年3月時点)。

  • リンクをクリックすると、各社の告知ページが開きます。
ブラウザ 対応時期
2020年前半(1-6月)
2020年3月17日 (米国時間)
2020年3月
2020年3月10日 (米国時間)

このため、アルファメールにて提供しております各機能のうち、以下の3つの機能が利用できなくなる影響がございます。

  • アルファメール2への影響はございません
  • Webメール
  • 管理者メニュー内「Webサービス」機能
    (新着情報管理や、お問い合わせフォームの作成・利用など)
  • 共有SSL
    (「https://」で始まるURLのページの閲覧)

アルファメールをご利用のお客様におかれましては、上記影響への対策として、より安全な「TLS1.2」に対応したアルファメール2へのサービス変更をお早めに実施いただきますよう、お願い申し上げます。

TLSは通信の内容を暗号化するHTTPS接続を行う際に使用される通信規格です。

今回の影響は「https://」で始まるURLへのHTTPS接続となり、非暗号化の「http://」で始まるURLへの影響はございません。

「TLS1.0/1.1」無効化実施後のイメージ

対象

アルファメールをご利用のお客様

  • 現在アルファメール2をご利用のお客様は対象外となります

アルファメール2環境のメリット

  • 容量の増加
    • メール容量:30GB → 100GB
    • Web容量:10GB → 通常Webディスク 50GB/ホームページ簡易作成機能 50GB
  • レスポンシブデザイン対応のホームページ作成機能
  • PHPやDBなどWebモジュールのバージョンアップ
  • 独自SSLに対応(月額オプションもご用意)
  • セキュリティ性の向上

アルファメール2へのサービス変更方法

アルファメール2へのお申し込みは、お客様マイページへお客様番号でログイン後、「サービス変更」メニューよりオンラインで行なうことができます。ご利用料金の追加や変更、手数料の発生はございません。

必要な手順などの詳細は、下記リンク先にてご確認ください。

お客様にてアルファメール2環境へホームページデータの移行ができない場合

アルファメール2環境へのホームページデータの移行に関しては、移行支援サービスをご用意しております。お客様ホームページが移行可能か無料で診断し、移行可能な場合、弊社にて作業を行います。

詳細につきましては、サービス移行案内サイト新しいタブで開きますをご確認ください。

※移行支援サービスは、2020年6月19日をもちまして無償での提供を終了いたします。

本件に関するよくあるご質問

  • Q.
    何もしない場合、どうなりますか?
  • A.
    Webメールや、お問い合わせフォームなどの共有SSLで開くページが、ブラウザの機能によってページが開けないように制限されてしまいます。
  • Q.
    お問い合わせフォームを共用SSLで利用している場合は閲覧できなくなりますか。
  • A.
    はい。お問い合わせフォームに限らず、アルファメールの共用SSLで利用されているページも閲覧できなくなります。
  • Q.
    ブラウザにより制限された場合、ページを閲覧することはできませんか?
  • A.
    以下の方法により、継続して閲覧いただくことが可能ですが、セキュリティ上脆弱な暗号化となりますので、至急「TLS1.2」に対応した環境への移行をお願いいたします。

GoogleChromeの場合

Firefoxの場合

  • Q.

    アルファメール2に変更する場合、しなければならないことはありますか?

  • A.

    メールソフトの設定変更等の必要はございませんが、ホームページをご利用の場合、ファイルのアップロードや、PHPやCGI等のプログラムの修正が必要になる場合がございます。
    また、Webメールのデータは移行完了後6カ月間は「旧Webメール」のメニューよりご確認いただけますが、アルファメール2のWebメールへのデータの引継ぎはできません。
    移行の際に引き継げる内容・引き継げない内容についての詳細は、こちらでご確認いただけます(※PDF)。新しいタブで開きます

  • Q.

    Webサーバーを利用していない/他社のWebサーバーでホームページを公開しているが、アルファメール2への変更は必要ですか

  • A.

    アルファメールの標準提供のWebサーバーのご利用がなく、Webメールもご利用ではない場合、変更は不要ですが、追加料金がかからずメール容量及びweb容量が増強されますので、アルファメール2への変更は推奨させていただいております。

  • Q.

    現在ホームページで「https://」から始まるURLを利用していない場合も、アルファメール2への変更は必要ですか

  • A.

    世界的なセキュリティ対策の高まりや、主要ブラウザのGoogle Chromeなどの対応を受け、ホームページ全体をSSL化する「常時SSL化」が推奨されている状況となっております。
    (Google Chrome68以降、「http://」から始まるURLにアクセスした場合、アドレスバーに警告文字が表示されております。)
    今後、各社ブラウザで「常時SSL化」や「TLS1.0/1.1の無効化」が必須となった場合、アルファメールでは2020年以降はHTTPS接続ができなくなるため、現在「https://」から始まるURLを利用されていないお客様も、2019年12月までにアルファメール2への変更を実施していただくことを推奨いたします。